株式会社メガネトップ

わたしたちの取組み

2022年度『よるの むしのね ずかん』ワークショップレポート

メガネトップでは、虫の鳴き声を楽しみながら自身の “きこえ” に意識を向けるきっかけ作りとなる冊子『よるの むしのね ずかん』を使い、「聞くことの楽しさ」「聞こえへの気づき」をすべての年代の方々に伝えるワークショップを開催しています。

高い周波数の音が聞き取りにくくなることを体験する場面では、大人たちに「いま鳴ってる!」「聞こえるよ」と子どもたちが元気に声掛けをして教え合う場面もあり、参加いただいた皆様の驚きや笑い声のあふれるイベントとなりました。

 

虫の音の周波数が徐々に高くなっていく場面では、一緒に参加いただいた保護者の方から「聞こえる?」「聞こえない!」と声があがり、お子さまからは「わたしは聞こえるのになんで?」と、“きこえ”への関⼼が高まった様子を窺うことができました。

 

コオロギの耳はどこにある?というクイズでは、身振り手振りで「ここ!」と思い思いの場所を発表してくれ、正解を知った時には「えー!」と大きな声が上がり、コオロギの耳が意外な場所にあることに子どもたちは驚いた様子でした。

 

様々な種類の虫の鳴き声を当てるゲームでは、鳴き声の特徴などのヒントをもとに一生懸命答えを探して発表してくれました。高い周波数の虫の音を聞く場面では「高くなるとなんで聞こえないの?」と“きこえ”への関心が高まった様子でした。

 

高い周波数の虫の音を聞く場面では、会場内の大人の方から「聞こえないなぁ」と声が出ると「いまジージーって鳴いているよ!」と子どもたちが教えてくれる場面があり、人によって聞こえ方に違いがあること、みんなで協力して伝え合うことを学びました。

 

虫の音や様々な生活音を聞き比べたり、音が空気をどうやって伝わっているのか振動実験を通して学んだりしました。子どもたちからは、音によって振動の仕方が違うのが面白いなどの感想が寄せられ、実験を通して音に関する気づきを得られる機会となりました。

 

虫の展示室で開催させていただきました。ワークショップに登場した虫を観察できるブースもあり、参加した子どもたちは「さっき見た虫だ」と生きている虫に興味津々の様子でした。

 

 ▼「よるの むしのね ずかん」特設サイト

 https://www.meganetop.co.jp/mushinone/

BACK